労働者側の問題
他方で、労働者側、労働組合側にもっぱら問題があるケースもあります。
特に、20世紀に一世を風靡したマルクス主義的な理念論がソ連東欧体制の崩壊により急速に陳腐化していったのはよいのですが、これらに依拠していた人々が指導理念を失い、いわゆるアノミー状態になって、いたずらな紛争を巻き起こしているだけというケースも散見されますし、そもそも勤労意欲・能力に根本的な欠陥あるのではないかというケースもあります。
30年近くの年月をかけて、労働者を引き回しただけの闘争があったことも記憶にあたらしいところです。